こんにちは。
ついに東海地方も梅雨に入りましたね。みなさん体調はいかがですか?
今回は、そんな梅雨と身体の関係についてお話をしたいと思います。
梅雨の時期に「肩こりや腰痛が悪化する」「体が重だるくなる」背景には、現代医学(生理学・解剖学)で実証されている2つの理由があります。
天候が身体に与える影響のメカニズムを解説します。
●天候ストレス:気圧の低下による「血流の低下」
梅雨時に低気圧が近づくと耳の奥にある「内耳(ないじ)」の気圧センサーがその変化を感知します。
この情報が脳に伝わると体を緊張させる自律神経(交感神経)が過剰に興奮します。
交感神経が興奮すると、全身の血管が強く収縮して血液の巡りが悪化します。
筋肉やそれを包む「筋膜」は、血液から酸素や栄養を受け取ることで柔軟性を保っていますが、血流が滞って酸素不足(局所性低酸素状態)に陥ると筋肉は硬く縮こまります。
さらに、酸素不足になった組織からは「ブラジキニン」などの痛み物質が放出されるため、つらい症状(肩こり・腰痛)が引き起こされ、悪化します。
●筋膜の滑走性低下:高湿度による「発汗不全」と「冷え・むくみ」
梅雨時の高い湿度は、皮膚からの汗の蒸発を妨げます。
人間の体は汗が蒸発するときの気化熱で体温を調節しているため、発汗がうまくいかなくなると体温調節機能が低下し、体内に余分な水分が滞留(むくみ)しやすくなります。
さらに、この状態でエアコンの冷気にさらされると、身体が内側から冷やされます。
筋肉を包む「筋膜」の間で潤滑油の役割を果たしているヒアルロン酸は、冷えや循環障害によって温度が下がると、粘性が高まりゼリーのようにドロドロと硬くなる性質(チキソトロピー性)を持っています。
これにより、物理的に筋肉や筋膜の滑りが悪くなる「筋膜の滑走性低下」が起こり、特有の重だるさや強い痛みが定着します。
このように梅雨時期になると身体に不調をきたすことがあります。
次回につづく・・・
おすすめコース
おすすめコース