「夜は眠れるのに、なぜか毎日午前3~4時に目が覚めてしまう…。」
そんなお悩みはありませんか?
更年期になると、寝つきの悪さだけでなく、夜中や明け方に目が覚める「中途覚醒」に悩む方が増えてきます。
実はこれには、女性ホルモンや自律神経の変化が関係していることがあります。
更年期では、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が大きく変化します。
エストロゲンには体温調節や自律神経のバランスを整える働きがありますが、その変化によって脳の視床下部が影響を受けやすくなります。
その結果、ホットフラッシュや寝汗、動悸などが起こり、眠りが浅くなってしまうのです。
また、午前3~4時頃は、体を目覚めに向かわせる「コルチゾール」というホルモンが分泌され始める時間帯です。
ストレスや疲労、自律神経の乱れがあると、このホルモンの分泌が早まり、予定より早く目が覚めてしまうことがあります。
さらに見逃せないのが「夜間低血糖」です。
夕食が糖質中心だったり、食事量が少なすぎたりすると、寝ている間に血糖値が下がりすぎることがあります。
すると体は血糖値を上げようとしてアドレナリンを分泌し、目が覚めてしまうことがあるのです。
睡眠不足が続くと、疲労感やイライラ、集中力の低下、頭痛、免疫力の低下など、さまざまな不調につながります。
対策としては、夕食でタンパク質をしっかり摂ること、朝日を浴びて体内時計を整えること、寝る前のスマホを控えること、軽い運動を習慣にすることがおすすめです。
また、鍼灸も自律神経のバランスを整えるサポートとして役立ちます。
実際に「夜中に起きる回数が減った」「朝まで眠れる日が増えた」という方もいらっしゃいます。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めず、体からのサインに耳を傾けてみてください。
睡眠は心と体を回復させる大切な時間です。
小さな生活習慣の見直しが、朝までぐっすり眠れる毎日への第一歩になるかもしれません。