「涼しくなってきたから運動を始めたい」
「久しぶりにランニングを再開しようかな」
「夏に運動できなかった分、身体を動かしたい」
そんな方も多いのではないでしょうか?
暑さが少しずつ落ち着いてくる9月は、ウォーキングやランニングなど、身体を動かしやすくなる時期です。
一方で、夏の間に運動量が減っていた方が、いきなり以前と同じ運動をすると身体に負担がかかることがあります。
今回は、久しぶりに運動を始めるときに確認したい身体のサインと、無理なく運動を再開するポイントをご紹介します。
夏の後は身体が運動不足になっているかも?
① 歩く時間が減っていた
夏は暑さを避けるため、
・車や電車で移動する
・外出を控える
・休日は室内で過ごす
・ウォーキングを休む
など、普段より歩く時間が減りやすくなります。
運動をしていなくても普段の通勤や買い物で身体を動かしていますが、その活動量まで減っていた可能性があります。
② 股関節や足首を動かす機会が少なかった
長時間座って過ごす生活では、股関節や足首を大きく動かす機会が減ります。
その状態で急に走ったり長時間歩いたりすると、
「脚が思ったより上がらない」
「歩幅が小さくなった」
「脚がすぐ疲れる」
など、以前との違いを感じることがあります。
③ 身体の柔軟性が落ちたように感じる
運動量が減り、同じ姿勢で過ごす時間が増えると、
・肩
・背中
・腰
・お尻
・太もも
などにこわばりを感じることがあります。
久しぶりに運動するときは、以前と同じように身体が動くと思わず、今の状態を確認することが大切です。
久しぶりの運動で注意したい5つの身体のサイン
① 少し動いただけで息が上がる
以前なら問題なく歩けていた距離でも、すぐに息が上がる場合は、最初から運動量を増やしすぎないようにしましょう。
まずは会話ができる程度のペースでウォーキングするなど、軽い運動から始めるのがおすすめです。
② 脚がいつもより重い
歩き始めてすぐに、
・太ももが重い
・ふくらはぎが張る
・脚が上がりにくい
と感じる場合は、無理に距離や時間を伸ばさないようにしましょう。
疲労感が強い日は運動量を減らすことも大切です。
③ 関節に違和感がある
久しぶりに身体を動かしたときに、膝・足首・股関節・腰などに違和感が出ることがあります。
「久しぶりだから仕方ない」と我慢して続けるのではなく、一度運動を中断して身体の状態を確認しましょう。
強い痛みや腫れなどがある場合は、医療機関への相談も検討してください。
④ 身体が思ったように動かない
以前できていた動きでも、久しぶりに行うと思った以上に身体が動かないことがあります。
特に、
・しゃがみにくい
・脚が上がりにくい
・身体をひねりにくい
・腕を上げにくい
などを感じた場合は、無理に大きく動かそうとせず、少しずつ身体を慣らしていきましょう。
⑤ 翌日まで強い疲れが残る
運動後の身体の状態も大切なチェックポイントです。
「翌日も身体がかなり重い」「日常生活にも影響するほど疲れている」という場合は、運動量が多すぎた可能性があります。
次回は時間や強度を少し下げて調整してみましょう。
運動を再開するときの5つのポイント
① まずはウォーキングから
久しぶりの運動なら、いきなりランニングや激しいトレーニングをする必要はありません。
まずは10〜20分程度のウォーキングなどから始め、身体の状態を確認しましょう。
② 運動前に身体を動かしておく
運動前は、
・肩を回す
・足首を動かす
・軽く膝を曲げる
・股関節を動かす
・ゆっくり歩く
などで身体を少しずつ動かしておきましょう。
いきなり全力で動き始めないことがポイントです。
③ 「夏前と同じ」を目指さない
夏前に30分走っていたからといって、最初から同じ内容に戻す必要はありません。
まずは以前より時間・距離・強度を落とし、身体の反応を見ながら徐々に増やしていきましょう。
④ 水分補給を忘れない
9月は涼しく感じる日が増えても、日中は気温が高くなることがあります。
運動前後はもちろん、長時間身体を動かす場合は途中でもこまめに水分を摂りましょう。
⑤ 休む日もつくる
「運動不足を早く取り戻したい」と毎日頑張りすぎる必要はありません。
疲れが強い日は休むなど、身体の状態に合わせて調整しましょう。
「筋肉痛」と「痛み」を同じにしない
久しぶりに運動すると、翌日に筋肉の張りや筋肉痛を感じることがあります。
ただし、
・鋭い痛みがある
・関節が腫れている
・歩くと強く痛む
・しびれがある
・数日経っても強い痛みが続く
といった場合は、単なる筋肉痛と決めつけないことも大切です。
無理に運動を続けず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
秋の運動は「少し物足りない」くらいから
涼しくなってくると、「身体を動かしたい」という気持ちも出てきます。
しかし、夏の間に活動量が減っていた身体にとっては、以前と同じ運動でも負担が大きく感じられることがあります。
最初は**「もう少しできそう」くらいで終える**のも一つの方法です。
ウォーキングや軽い運動から始め、肩甲骨・股関節・足首なども動かしながら、少しずつ身体を運動に慣らしていきましょう。